スポンサーリンク

野球:「日本シリーズ」の仕組み

第68回日本選手権シリーズ(2017年)は、福岡ソフトバンクホークス」VS横浜DeNAベイスターズ」で、(平成29年)10月28日から11月4日まで開催されましたが、4勝2敗で「ホークス」が2年ぶり8回目の制覇という結果で終わりました。

 

パリーグ優勝のホークスは、順当に勝ち上がりましたが、セリーグ優勝の「広島カープ」は1勝のアドバンテージがありながら、初戦白星スタートした後に、「横浜ベイスターズ」に4連敗し、「横浜ベイスターズ」が日本シリーズに進む結果となりました。レギュラーシーズンで、広島カープは唯一負け越した、ベイスターズに敗北したわけです。全チームに勝ち越しの完全優勝が望ましく、Bクラスのチームに大量勝ち越してだの優勝だと、相手によっては戦力差はほとんど無く、この様な結果になっても不思議な事ではないと思いました。

 

優勝チームが負けて日本シリーズに進めないと、「レギュラーシーズンの価値が無い」と負けたリーグ優勝チームの関係者やファンは嘆きますが、優勝が決まった後の全く客が入らない消化試合を減らして、リーグ全試合の観客動員数を増やすことがリーグ全体を発展させる事になるので、今の形がベターだとなるようです。特定の金持ちチームのために、リーグ全体があるわけでは無いので、全体の観客動員数をあげて、すべてのチームが強化できるようにする必要があるからです。

 

しかしながら、コミッショナーをはじめ運営機構に酷いと思われる問題とありました。それは、クライマックスシリーズの「阪神タイガース(2位)」VS「横浜ベイスターズ(3位)」戦が、甲子園で、雨の酷いコンディション(ドロドロの田んぼの様)で強行されましたが、雨続きのうえ、「十分な日程を確保していない運営のまずさ」が原因で、このような判断をせざる負えなかったようです。

仮に、全試合中止になると、試合なしで上位チームが進むという規定のようで、全く、「クライマックス」とは名ばかりの盛り上がら無い酷い運営になっているようです。今後は、十分な日程確保や、対策をとってほしいものです。

 

日本プロ野球のポストシーズン(プレイオフ)について、まとめてみました。

ポストシーズン(クライマックスシリーズ→日本シリーズ)の仕組み

  1.  2リーグ制の「セントラル・リーグ」、「パシフィック・リーグ」で、それぞれ、レギュラーシーズンを戦っていくわけですが、各リーグで3位までに入ったチームがクライマックスシリーズに進出できます。
  2. 「クライマックスシリーズ」は、2位、3位のチームが、2戦先勝の三戦勝負(全試合2位のホームゲーム)、さらに、「リーグ優勝チーム」VS「2位VS3位の勝チーム」で、リーグ優勝チームに1勝アドバンテージの6戦4勝制で、日本シリーズ進出チームを決定します。
  3. 「日本シリーズ」はクライマックスシリーズを勝ち抜いたチーム同士の4戦先勝の七戦勝負で、決着をつけます。ゲームは7試合は、「西暦で奇数年」はパ・リーグの出場チームの第1・2戦と6・7戦ホームゲームとなり、セ・リーグの出場チームのホームゲームは第3・4・5戦なる。西暦で偶数年は、逆の開催になります。
スポンサーリンク
おすすめの記事