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野球:「MLBワールドシリーズ」の仕組み

第113回ワールドシリーズ(2017年)は、11月1日(日本時間:11月2日)に最終戦の第7戦が行われ、ヒューストン・アストロズが、通算、4勝-3敗で、ロサンゼルス・ドジャースを下し、初制覇するという結果で終わりました。

それまでのポストシーズンでは、調子よく素晴らし結果を残していた「ダルビッシュ投手」(ドジャース)でしたが、ワールドシリーズに進むと、2試合の先発で、2試合ともにノックアウトされるという残念な結果に終わりました。

 

メジャーリーグのポストシーズン(プレイオフ)についてまとめてみました。

ポストシーズンの仕組み

2リーグ制の「アメリカンリーグ」、「ナショナルリーグ」、それぞれのリーグ優勝チームが、ワールドシリーズに進む訳ですが、MLBのリーグは、さらに、3地区に分かれており、それぞれ3地区で地区優勝を争います。

地区優所の3チームとワイルドカードチームの4チームで、トーナメント戦を行います。(ワイルドカードチームは、地区優勝以外で勝率1位,2位のチームが、1試合の決戦を行い決定します。)順番にまとめると↓のようになります。

1.ポストシーズン(プレイオフ)進出チームの決定

  • まずレギュラーシーズンとして、各リーグで「3地区優勝」を争います。
  • 「ワイルドカードチーム」を各リーグで、地区優勝以外で勝率1位,2位のチームが、1試合の決戦(勝率1位のホームゲーム)を行い決定します。

 

「リーグ優勝トーナメント戦」4チームで行います。「東地区優勝チーム」、「中地区優勝チーム」、「西地区優勝チーム」、「ワイルドカードチーム」のトーナメント戦を行います。

 

2.地区シリーズ(各リーグ、4チームによるトーナメントの第一回戦)

  • まず、「地区優勝で勝率1位のチーム」 vs 「ワイルドカードチーム」、「地区優勝で勝率2位のチーム」 vs  「地区優勝で勝率3位のチーム」で行われ、3戦先勝の最大5試合で決定します。

 

3.リーグ優勝決定シリーズ(アメリカン、ナショナル、各リーグ優勝が決定)

  • 地区シリーズの勝者の2チームで、4戦先勝の最大7試合でリーグ優勝チームが決定します。トーナメントの2回戦で、{「地区優勝で勝率1位のチーム」vs「ワイルドカードチーム」の勝者}対  {「地区優勝で勝率2位のチーム」vs「地区優勝で勝率3位のチーム」の勝者}で行われ、地区シリーズの勝者同士の戦いとなります。

 

4.ワールドシリーズ(その年の頂点が決まります)

  • 「アメリカンリーグ優勝チーム」VS「ナショナルリーグ優勝チーム」で、4戦先勝の最大7試合でリーグ優勝チームが決定します。

 

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