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歴史系まんが

オススメの歴史漫画として、1.日本史系、2.西洋史系、3.中国史系、の3つに分けて紹介してみました。

1.日本史

  • 信長のシェフ(~20巻、原作:西村ミツル;10巻まで原作担当,11~12巻は料理監修、作者:梶川卓郎;11巻以降は原作作画すべて担当)2011年頃~、「週刊漫画TIMES」連載。テレビドラマ化(主演:玉森裕太、志田未来、part1:2013年放送,全9話、part2:2014年放送,全8話)1568年(永禄11年)にタイムスリップした平成の料理人「ケン」が主人公で、現代の姿から怪しい間者と思われ、斬り捨てられ重傷を負ったところを女刀鍛冶「ナツ」に救われたが記憶を失っていた。ところが、料理に関する知識だけは身についており、永禄の時代には存在しない料理を売り出した所、評判となり信長に料理頭として召し抱えられ、料理を通して、さまざまな交渉や駆け引きを、任されていく話で、歴史と料理の二つの要素を扱った作品です。

 

  • 信長協奏曲(~16巻、作者:石井あゆみ)2009年頃~、ゲッサンにて連載。現代の高校生が1549年(天文18年)にタイムスリップして、病弱な信長と出会い、姿がそっくりなことから自分と代わるよう頼まれ、信長として生きていくことになる話です。アニメ化(全10話、2014年放送)。テレビドラマ化(主演:小栗旬、全11回、2014年放送)。実写映画化(主演:小栗旬、2016年公開)興行収入約46億円と映画は大ヒットしました。

 

  • 影武者徳川家康(全6巻、原作:隆慶一郎、作画:原哲夫)1994年~1995年、頃週刊少年ジャンプ連載。テレビ連続ドラマ化(主演:高橋英樹、全10回、1998年放送)。正月5時間ドラマ化(主演:西田敏行、全1回、2014年放送)。原作は隆慶一郎氏の小説で1986年~1988年に静岡新聞で連載。主人公は、「世良田二郎三郎元信」と名乗る火縄銃を操る野武士で、家康とは外見だけでなく、考え方までも似ていたため、家康の家臣である「本多弥八郎正信」に頼まれ、家康の影武者を務めることになるが、実は、関ヶ原の戦いで、西軍の放った忍者に本物の家康が暗殺されいて、その後、影武者である主人公がすべての采配をふるい、関ヶ原の戦い後も、優れた政治力で二郎三郎派を増やし、家康として生き延びて行く話です。
  • SAKON(左近)ー戦国風雲禄-(全6巻、原作:隆慶一郎、脚本:二橋進吾、作画:原哲夫)1997年~2000年頃、月刊少年ジャンプ連載。「影武者徳川家康」↑のスピンオフ的作品で、西軍の生き残りの島左近が、影武者の二郎三郎派と供に、真実を知った徳川秀忠派と戦っていく話です。

 

  • 花の慶次-雲のかなたに-(全18巻、原作:隆慶一郎、作画:原哲夫)1989年~1993年頃、週刊少年ジャンプ連載。原作は、隆慶一郎先生の歴史小説「一夢庵風流記」です。自由奔放で、己の意思を突き通す天下一の傾奇者、身長197cmの大男で、前田利久の養子である前田慶次の生き様を描いた戦国武将の話です。

 

  • 義風堂々 直江兼続 -前田慶次月語り-(全9巻、原作:原哲夫・堀江信彦、作画:武村勇治)2008年~2010年頃、週刊コミックバンチにて連載。「花の慶次」のスピンオフ作品。一線から退いた前田慶次が語る、若き日の直江兼続の物語を描いた作品です。
  • 義風堂々!!直江兼続 -前田慶次酒語り-(全10巻、原作:原哲夫・堀江信彦、作画:武村勇治)2010年~2014年頃、月刊コミックゼノン連載。アニメ化「義風堂々!!兼続と慶次」(全25話、2013年放送)。↑の続編(第二弾)。
  • 義風堂々!!直江兼続 -前田慶次花語り-(~11巻、原作:原哲夫・堀江信彦、作画:出口真人)2014年頃~、月刊コミックゼノン連載。↑の続編(第三弾)。

 

  • 紗那王義経(全22巻、作者:沢田ひろふみ)2000年~2007年頃、月刊少年マガジン連載。平安時代末期の平家全盛期の話で、源義経の少年時代の「牛若丸」にそっくりだった旅芸人だった少年が身代わりとなり、牛若丸が倒れた後も彼の意思を継いで、義経として生きていく話です。
  • 紗那王義経 源平の合戦(全29巻、作者:沢田ひろふみ)2007年~2015年頃、月刊少年マガジン連載。↑の続編で、源平合戦後を描いた話です。

 

  • あずみ(全48巻、作者:小山ゆう)1994年~2008年頃、ビッグコミックスペリオール連載。実写映画化Ⅰ「あずみ」(主演:上戸彩、原田芳雄、2003年公開)。実写映画化Ⅱ「あずみ2 Death or Love」(主演:上戸彩、2005年公開)。舞台化Ⅰ「あずみ 〜AZUMI ON STAGE〜」(主演:黒木メイサ、2005年公演)、舞台化Ⅱ「あずみ 〜AZUMI RETURNS〜」(主演:黒木メイサ、2006年公演)。舞台化Ⅲ「AZUMI 戦国編」(主演:川栄李奈、2016年公演)。関ヶ原の戦い後、西軍の残党などの反乱分子を摘み取るため、暗殺集団として、小幡月斎(爺)に育てられた子供たちの戦いを描いた話で、戦国時代から戦のない時代に移る不安定な時代を描いた大ヒット作品です。
  • AZUMI(全18巻、作者:小山ゆう)2009年~2014年頃、ビッグコミックスペリオール連載。前作の「あずみ」とは、容姿などは似ているが別人で、時代も幕末の設定です。反幕府側の刺客として幕府側との戦う、幕末の争いを描いた作品です。舞台化「AZUMI 幕末編」(主演:川栄李奈、2015年公演)。

 

  • 天地明察(全9巻、原作:沖方丁、漫画:槇えびし)2011年頃~2015年頃、月刊アフタヌーン連載。原作は直木賞候補にもなった小説(野生時代にて連載。2009年)で、映画化(主演:岡田准一、2012年)もされています。主人公は、天文暦学者・囲碁棋士で、江戸時代の天文暦学に関する話です。

2.西洋史

  • アド・アストラ -スキピオとハンニバル-(~12巻、作者:カガノミハチ)2011年~、ウルトラジャンプ連載。紀元前219年~紀元前201年に起こった第二次ポエニ戦争(ハンニバル戦争)のカルタゴ側のハンニバル・バルカとローマ側のスキピオ・アフリカヌスの戦いを描いた話です。

 

  • ヒストリエ(~10巻、作者:岩明均)2003年~、月刊アフタヌーン連載。紀元前4世紀頃の古代ギリシャやマケドニアを舞台にした話で、主人公は、アレクサンダー大王に仕えたエウメネス書記官の生涯を描いた作品です。主人公のエウメネスは、プルタルコス(ギリシアの著述家)の「英雄伝」にも描かれている実在の人物です。

 

  • ビンランドサガ(~20巻、作者:幸村誠)2005年20号~45号まで週刊少年マガジン連載→2005年12月号~月刊アフタヌーン連載。11世紀の北ヨーロッパにおけるバイキングを描いた話です。

3.中国史

  • キングダム(~48巻、作者:原泰久)2006年頃~、週刊ヤングジャンプ連載。アニメ化(第一期38話、第二期39話、2012年~2014年頃、NHKで放送)中国の春秋戦国時代の秦国の田舎で暮らす、下僕の少年が、武功を挙げて成り上がっていく話です。

 

  • ビン 〜孫子異伝〜(全21巻、作者:星野浩字)2007年~2016年頃、スーパージャンプ→グランドジャンプPREMIUM→グランドジャンプ連載。中国の戦国時代の斉国で、孫子の子孫である孫臏(実在)が孫子兵法を用いて戦う話で、戦闘シーンが見所となった作品です。なお、オリジナルな設定をもとにしたフィクションとして描かれております。

 

  • 達人伝ー9万里を風に乗りー(~18巻、作者:王欣太)2013年~、漫画アクション連載。中国の春秋戦国時代に、壮子の孫である主人公の荘丹が、斉の大将軍から「9年で秦に対抗できる達人を集めよ」と言う諌言をうけ、様々な器量を持った達人を探す旅に出て、秦と戦っていく話です。

 

  • 三国志(全60巻、作者:横山光輝)1971年~1987年、「希望の友」→「少年ワールド」→「コミックトム」にて連載。鉄人28号、バビル2世、魔法使いサリーなどで有名な横山光輝氏の代表作の一つです。吉川英治氏の小説「三国誌」を基に独自の解釈を加えて描かれており、劉備がむしろ売りの時代から、蜀が滅亡するまでを描いた長編の大作で、三国誌を描いた漫画として真っ先に挙げられる作品です。

 

  • 蒼天航路(全36巻、原作・原案:李學仁、漫画:王欣太)1994年~2005年頃、モーニングにて連載。1998年に原作者が亡くなったため、その後は、王欣太氏一人で描かれた。中国の後漢末期から三国時代を描いた「三国誌」を題材にした話ですが、新しい解釈の話として考えられており、独特のアレンジが加えれています。本作において主人公は、魏の曹操で、悪どさが無く、えらく善人に描かれており、ちょっと違和感を覚えるかもしれません。アニメ化(全26話、2009年放送)。
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