金融まんが
シリーズ化したものが多いです。
- 「ミナミの帝王シリーズ」
- 「ナニワ金融道シリーズ」
- 「カバチタレシリーズ」
- 「がんぼシリーズ」
- 「野口修平シリーズ」
- 「クロサギシリーズ」
- 「サラリーマン金太郎シリーズ」など、詳細は↓。
シリーズ以外での、注目作品
- 銀行渉外担当 竹中治夫~「金融腐蝕列島」より~(~7巻、原案:高杉良、作画:こしのりょう)2015年~、週刊現代連載。銀行の副支店長から、突然、総会屋担当となり、理不尽な案件に苦悩しながら働いていく、バブル崩壊後の銀行を描いた話です。
- 壁ぎわ税務官(全18巻、作者:佐藤智一)1998年~2004年頃、ビッグコミックオリジナル連載。強引な税金の徴収をする県庁税務課徴収係の税務官の話です。ドラマ化,part1~3(主演:いかりや長介、2001年、2002年、2003年放送)ドラマ化,part4(主演:内藤剛志、2006年放送)。2004年に「いかりや長介」氏が亡くなり、主役および主要キャストが一新されました。
- ダブル・フェイス(全24巻、作者:細野不二彦)2003年~2011年頃、ビッグコミック連載。表向き、街の金融会社「月影ファイナンス」で、無能な平社員のふりをしているが、実は影のオーナーでマジシャンでもある主人公が、悪人からうけた不利益を回収し、法で裁けない悪人に制裁を加える話です。主人公は、ニューヨーク支店の元銀行員で、当時の支店長に罪をなすりつけられて刑務所行きとなるが、ある組織の支援で脱獄し、経歴不明の裏社会の人間となる。
ミナミの帝王 シリーズ
- 難波金融伝・ミナミの帝王(~145巻、原作:天王寺大、作画:郷力也)1992年~、週刊漫画ゴラク連載。違法な金利で誰にでも貸し付ける闇金の話です。Vシネ・劇場映画化(主演:竹内力、全60作、1992年~2007年)。アニメ化(全2話、1993年制作)。TVドラマ・映画化「新・ミナミの帝王」(主演:千原ジュニア、13話+1作、2010年~)
- ミナミの帝王ヤング編(全6巻、原作:天王寺大、作画:郷力也)社長である父が騙されすべてを奪われ、貧困地区に流れ着いた少年が、そこを支配してる長老と出会い復習のため、それぞれの師匠に、法律、金融、政治、空手・・を叩き込まれ萬田金融を開き、復讐を果たしていく話です。(主演:与座 重理久、2006年制作)
- ミナミの帝王ヤング編 利権空港(全3巻、原作:天王寺大、作画:郷力也)復讐を果たした後、国家事業の利権に食いついて、下っ端ヤクザ(後の沢木組長)と、のし上がっていく話です。
ナニワ金融道 シリーズ(青木雄二、青木雄二プロダクション 作制)
- ナニワ金融道(全19巻、作者:青木雄二)1990年~1996年頃、モーニング連載。大阪の消費者金融「帝國金融」を舞台に、借金に関する人間関係を描いた話で、詐欺まがい手口や、法律の隙間を狙った裏金融を扱った人気作品です。テレビドラマ化Ⅰ(主演:中居正広、パート6、1996年~2005年放送)。テレビドラマ化Ⅱ「新ナニワ金融道」(主演:中居正広、2015年放送)。映画化Ⅰ「ナニワ金融道 死角はどこだ¥」(2004年)。映画化Ⅱ「ナニワ金融道 灰原勝負! 起死回生のおとしまえ!!」。
- 新ナニワ金融道(全20巻、作者:青木雄二プロダクション)↑の続編。2007年~2013年頃、COMICジャンク→ケータイ★まんが王国→SPA! 連載。2003年に作者の青木雄二氏が亡くなった後、「ナニワ金融道」の続編。
- 新ナニワ金融道外伝(全4巻、作者:青木雄二プロダクション)2011年~2012年頃、週刊朝日連載。スピンオフ作、灰原が消費者金融「帝國金融」を止めた後の話です。
- 新ナニワ金融道外伝ファイナル(全1巻、作者:青木雄二プロダクション)2012年頃、週刊大衆連載。
- 新ナニワ金融道R(全6巻、作者:青木雄二プロダクション)2014年~2016年頃、SPA! 連載。
- ザ・ナニワ金融道(~1巻、作者:青木雄二プロダクション)2016年~、グランドジャンプPREMIUM連載。
カバチタレ!シリーズ
- カバチタレ!(全20巻、原作:田島孝、作画:東風孝広、監修:青木雄二)1999年~2005年頃、モーニング連載。町の代書屋「行政書士」が法律の知識を活かして、法の抜け道、悪用、様々な手を使ってトラブルを乗り切っていく法律闘争の話です。テレビドラマ化(主演:常磐貴子、深津絵里、陣内孝則、全11話、2001年放送)平均視聴率19.3%とかなりの高視聴率の人気ドラマでした。
- 特上カバチ!!(全34巻、原作:田島孝、作画:東風孝広)2005年~2013年頃、モーニング連載。テレビドラマ化(主演:櫻井翔、堀北真希、中村雅俊、全10話、2010年放送)平均視聴率9.3%と前作ほど人気でませんでした。
- カバチ!!!(~17巻、原作:田島孝、作画:東風孝広)2013年~、モーニング連載。
がんぼ シリーズ
- 極悪がんぼ(全16巻、原作:田島孝、作画:東風孝広)2001年~2009年頃、イブニング連載。底辺を這いずり回る無学のチンピラが主人公で、法律の抜け道や裏をついて、トラブルを解決する事件屋として、裏社会でのし上がっていく様を描いた話です。テレビドラマ化(主演:尾野真千子、全11話、2014年放送)主人公が女性に代えられて、話の意味合いが変わってしまった感が出て、視聴率9.9%とイマイチでした。
- 激昂がんぼ(全8巻、原作:田島孝、作画:東風孝広)2009年~2013年頃、イブニング連載。↑の続編で、3年後を描いている。主人公が一本立ちし、地元で有力な事件屋のフィクサーに成長し、大きな利権に食いついていく話です。
- がんぼ -ナニワ悪道編-(~9巻、原作:田島孝、作画:東風孝広)2013~年頃、イブニング連載。↑の続編で、前作までの広島を離れて、大阪を舞台に、出向中のキャリア官僚と供に、大阪の利権を握ろうとする話です。
クロザギ シリーズ
- クロサギ(全20巻、原作:夏原武、作画:黒丸)2003年~2008年頃、週刊ヤングサンデー連載。詐欺師に騙され、一家心中した生き残りの子供が成長し、詐欺師をだます詐欺師(通称クロサギ)として生きていく話です。テレビドラマ化(主演:山下智久、堀北真希、全11話、2006年放送)。映画化(主演:山下智久、堀北真希、2008年公開)
- 新クロサギ(全18巻、原作:夏原武、作画:黒丸)2008年~2012年頃、週刊ヤングサンデー連載→ビッグコミックスピリッツ連載。
- 新クロサギ完結編(全4巻、原作:夏原武、作画:黒丸)2012年~2013年頃、ビッグコミックスピリッツ連載。
野口修平 シリーズ
- 監査役 野崎修平(全12巻、原作:周良貨、作画:能田茂)1998年~2002年頃、「MANGAオールマン」→ビジネスジャンプ連載。バブル崩壊後の金融業界の大変化の話で、大手都市銀行を舞台に、事実上機能していない、盲腸の様な「監査役」の役員に就任した元一支店長の主人公「野口修平」が、銀行の不正や経営問題に関して様々な提言をしていく話です。
- 監査役 野崎修平 銀行大合併編(全4巻、原作:周良貨、作画:能田茂)1998年~2002年頃、「MANGAオールマン」→ビジネスジャンプ連載。↑の続編。
- 頭取 野崎修平(全10巻、原作:周良貨、作画:能田茂)2003年~2007年頃、ビジネスジャンプ連載。↑の続編。国有化されたあおぞら銀行を建て直すために、ついに頭取となった「野口修平」が身の丈にあった銀行経営を目指して再建していく話です。
サラリーマン金太郎 シリーズ
- サラリーマン金太郎(全30巻、作者:本宮ひろ志)1994年~2002年頃、週刊ヤングジャンプ連載。元暴走族のヘッドで、漁師の「矢島金太郎」が事故で漂流した建設会社会長を救ったことを縁に、建設会社に転職してサラリーマンとなる話です。
- サラリーマン金太郎 マネーウォーズ編(全4巻、作者:本宮ひろ志)2005年~2006年頃、週刊ヤングジャンプ連載。外資系銀行に転職した金太郎の話です。
- 新サラリーマン金太郎(全7巻、作者:本宮ひろ志)1994年~2002年頃、週刊ヤングジャンプ連載。倒産寸前の「ヤマト中央建設」の社長となり、倒産回避に全力を尽くしていく話です。
- サラリーマン金太郎 順不同(作者:本宮ひろ志)2010年~2011年頃、週刊ヤングジャンプ連載。コミックス化はされておらず、新サラリーマン金太郎の中に収録されています。本編に描かれなかったエピソードを扱っています。
- サラリーマン金太郎 五十歳(全4巻、作者:本宮ひろ志)2015年~2016年頃、週刊ヤングジャンプ連載。50歳で、電力会社に転職した話です。