囲碁初心者の基礎知識「囲碁のルール」
簡単な主なルール説明
- 通常19×19の格子が描かれた碁盤へ交互に配置していき、自分の色の石で盤上に「広い領域(地)を囲うことを目的」とし、広い領域(地)を得た方が、勝ちとなる。
- 盤上に打った石は、取られない限り、動かすことはできません。
- 相手の石を、上下左右を囲うと、取ることができます。
- 囲碁は、ゲームの性質上、先手(黒)が有利であるため、地の計算の段階で与えられる「コミ」と呼ばれるハンデキャップがあります。現在の日本のルールでは互先(たがいせん)の場合、先手(黒)が後手(白)に対して「6目半」のハンデを負うことになっています。つまり、先手が勝つには7目以上リードが必要となります。
先手後手について
- 先手が黒石を持ち、後手が白石を持つと決まっています。
- 「ニギリ」と呼ばれる方法で先手後手を決めます。それは、一方(年長者が握るのが正式)が白石を数個握り、もう一方が黒石を1個または2個を選んで、白石の握った碁石数が、奇数か偶数かを当てることで決まり、当てればそのまま先手(黒番)となり、外れた場合は白黒を交換して後手(白番)になる。
碁石について
- 碁石は、合わせて碁盤を埋め尽くせる数(黒181、白180)だけ用意されており、「碁笥(ごけ)」といわれる器に入っています。
- 盤上の碁石を数える時の単位は「子(もく)」であり、一子(いちもく)、二子(にもく)と数えます。