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「箱根駅伝」について

2018年の結果は、現コースで、初の総合成績10時間台を記録し、青山学院大学の4連覇(史上6校目)となりました。初優勝からの4連覇は史上3校目で56年ぶりだそうです。

大会概要

一般には「箱根駅伝」と呼ばれていますが、正式には「東京箱根間往復大学駅伝競走」と言います。例年1月2日と1月3日の2日間にわたって行われる大学駅伝の競技会(地方大会)で、関東学生陸上競技連盟が主催し、読売新聞社が共催しています。実施内容は、関東学生陸上競技連盟の「東京箱根間往復大学駅伝競走に関する内規」に定められています。

 

往復コースで、1月2日に東京から箱根へ往路(107.5km)、1月3日に箱根から東京への復路(109.6km)を走る、合計217.1kmのコースで行われます。

  • 東京都千代田区大手町・読売新聞東京本社ビル前」ー1区,10区ー「鶴見」ー2区,9区ー「戸塚」ー3区,8区ー「平塚」ー4区,7区ー「小田原」ー5区,6区ー「神奈川県足柄下郡箱根町・芦ノ湖」の往復。
  • 一日目:往路(1月2日)  1区(21.3km) 2区(23.1km) 3区(21.4km) 4区(20.9km) 5区(20.8km)=往路107.5km
  • 二日目: 復路(1月3日) 6区(20.8km) 7区(21.3km) 8区(21.4km) 9区(23.1km) 10区(23.0km)=復路109.6km

出場大学(通常、20校+関東学生連合1チーム)

  • 「本大会で10位以内となった大学10校」・・・シード権獲得となり翌年の出場が確定します。
  • 「予選会を通過した大学10校」・・・10月頃に予選会が行われ、上位10校に出場権が与えられます。
  • 「関東学生連合チームの1チーム」・・・このチームはオープン参加となり、個人記録は有効な記録となりますが順位はつかず、チーム・個人ともに参考記録となるようです。メンバーは、毎年10月に行われる箱根駅伝予選会で出場権を得られなかった大学の中から、予選会で個人成績が優秀な選手が1校から1名が選出される。(ただし、「選出選手は本大会出場回数を2回を超えないこと」、「予選会に出場しなかった選手や予選会に出場した留学生は選出されない」)
  • 5年毎の記念大会では「関東インカレ成績出場枠」がある。これは関東インカレ5年間の総合成績の累計が最も多い大学に出場権を与えられます。

競技者の参加資格

競技者は次の参加資格を満たしている必要があります。

  1. 競技者の所属校が関東学連加盟校で競技者は当該年度の登録を完了していること(内規第4条)
  2. 所属する加盟校が関東学連から処分を受けていないこと(内規第5条)
  3. 本人が関東学連の資格審査委員会によって処分を受けていないこと(内規第6条)
  4. 出場申込回数が4回(予選会のみ出場の場合も回数に含む)を越えないこと(内規第7条)

1992年(第68回)まで、28歳以下という年齢制限がありましたが、1993年に廃止されたようです。

予選会について

  • 箱根駅伝の予選会は、本競技会の2か月以上前に行われる。
  • 陸上自衛隊立川駐屯地内を周回し、市街地を通過して、昭和記念公園内をゴールとする20kmのコースで行われます。
  • 各校10名以上12名以下の走者が走って行われる
  • 「予選会の出場資格」は、5000m:16分30秒00、または、10000m:34分00秒00、のどちらかの記録(前年の1月1日から予選会申込期日前日まで、トラックでの公認記録のみ)。
  • 予選会では各校上位10名の合計タイムにより10校を選出する

予選会での順位決定方法

  1. 競技成績での10名の合計タイムが少ない大学を上位とする。
  2. 1で同タイムの場合には上位10名の合計順位が少ない大学を上位とする。
  3. 2でも順位が決定しない場合には、各校最上位選手の順位が上位の大学を上位とする。
  4. 1の基準で10位が複数校となったときは2及び3の基準を適用し順位を決定する。
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