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美術・考古学まんが

美術系の話で

最も、おすすめは「ギャラリーフェイク」です。その他では、美大予備校の話の「君とガッタメラータ!」と、作者の漫画家になるまでの道を描いた「かくかくしかじか 」をおすすめします。

考古学系では

MASTERキートン」シリーズが大人気です。

美術

おすすめ長編作品

  • ギャラリーフェイク(~33巻、作者:細野不二彦)1992年~2005年頃、2012年頃~、ビッグコミックスピリッツ連載→ビッグコミック増刊号。アニメ化(全37話、2005年放送)。一度2005年に完結しましたが、2012年の東日本大震災の支援企画「ヒーローズ・カムバック」として新作が発表され、その後、不定期ですが連載が再開されています。偽物(レプリカ)専門と称したギャラリーを経営する主人公は、プロッフェサー藤田の異名をもつ元有名海外美術館の超一流の美術品修復家で、ブラックマーケットにも精通しており法律スレスレの商品も扱うが、人一倍美術を愛している男であり、また、幅広く美術・芸術を扱った話で、社会問題や制度問題などにも深く切れ込んだ話となっており、美術・芸術系を扱った話の中では一番のお勧めです。また、作者の他の作品として、1980年代にアニメ化された「GUーGUガンモ(全50話)」や「さすがの猿飛(全69話)」などのアニメが有名です。他にも、「太郎(全24巻)」、「愛しのバットマン(全13巻)」、「ダブルフェイス(全24巻)」、「電波の城(全23巻)」など様々なジャンルの作品を多数描かれています。
  • ゼロ THE MAN OF THE CREATION(全78巻、原作:愛せ英史、作画:里見桂)1990年~2011年頃、スーパージャンプにて連載。いかなる分析・鑑定を用いても区別できない「神の手」をもつ男と異名をとる経歴不明の贋作者の話です。作成した当時の作者になりきり本物を作り出し、依頼人にとって高額な報酬を請求し、また、主人公(ゼロ)を騙そうして依頼したものは結果として、破滅に追いやられます。美術品(絵画、彫刻、焼き物、刀など)だけでなく、料理や工業製品なども扱っており、非常に深く楽しめる本格的な作品だと思いますが、オカルト的な設定なので、その点は考慮が必要だと思います。

「美術を学ぶ」系の話

  • 君とガッタメラータ!(全3巻、作者:松橋犬輔)2011年~2013年頃、ジャンプ改にて連載。美術大を目指す予備校を舞台にした話です。プロボクサーの夢破れた青年が、美大予備校生のヒロインを女神と思い込み、絵画経験ゼロのド素人ながら美大予備校生となり、画力向上を目指していく話です。
  • ハチミツとクローバー(全10巻、作者:羽海野チカ)2000年~2006年頃、「CUTiEcomic」→「ヤングユー」→「コーラス」連載。美術大学を舞台にした作品で、美大に通う様々な学生の人生を描いた話でアニメ化、ドラマ化もされた人気作品です。アニメ化、第一期(全24話+2話未放送、2005年放送)、第二期(全12話、2006年放送)。実写映画化(主演:蒼井優、櫻井翔、2006年)。テレビドラマ化(主演:成海璃子、生田斗真、2008年)
  • かくかくしかじか (全5巻、作者:東村アキコ)2011年~2015年頃、「Cocohana」にて連載。作者が、漫画家になるまでの道を描いた自伝的作品です。第8回マンガ大賞、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞(2015年)にも輝いた素晴らしい作品です。美大や漫画家を志望してる方は、一読する価値ある作品だと思います。

考古学

「キートン」シリーズ

  • MASTERキートン(全18巻、作画脚本:浦沢直樹、脚本:勝鹿北星、長崎尚志)1988年~1994年頃、ビッグコミックオリジナル連載。主人公は、動物学者の父とイギリス名門家の息女を母にもつハーフで、オックスフォード大出身の考古学者で、考古学で大学への就職を望んでいる。また、イギリス陸軍でサバイバル教官をしていた経歴があり、保険会社の調査員として、様々な事件や謎を調査していく話です。アニメ化(全39話、1998年~1999年放送)
  • キートン動物記:番外編(全1巻、作画:浦沢直樹、原作:勝鹿北星)1989年~1993年頃、ビッグコミックオリジナル連載。↑の主人公の父である動物学者が主な解説役を務める動物記で、「 1.ネコ 2.チンパンジー 3.カメレオン 4.サメ  5.カモメ 6.ウマ 7.ニシキゴイ 8.カラス  9.キリン 10.ビーバー 11.クラゲ 12.ウサギ 13.東天紅(ニワトリの一種) 14.ゾウ 」の全14話で構成される。
  • MASTERキートン Reマスター(全1巻、作画脚本:浦沢直樹、脚本:長崎尚志)2012年~2014年頃、ビッグコミックオリジナル連載。前作終了から、20年後を描いた話です。

その他

  • イリヤッド入谷堂見聞録(全15巻、原作:東周斎雅楽、作画:魚戸おさむ)2002年~2007年頃、ビッグコミックオリジナル連載。主人公は、考古学者だったが、スキャンダルで学会を追放され、古道具屋を経営していたが、アトランティスの探索に参加するようになり、様々な困難な事件に巻き込まれていく話です。
  • C.M.B.森羅博物館の事件目録(~36巻、作者:加藤元治)2005年~、月刊少年マガジン連載。怪奇現象や伝説などを研究調査する話なので、オカルト色が強いと思われますが、人気作なので挙げてみました。
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