１００M走：日本人初９秒台！桐生祥秀9.98秒

• 1位.桐生祥秀（東洋大4年）9.98秒　（日本記録）
• 2位.多田修平（関西学院大3年）10.07秒　（自己ベスト）
• 3位.竹田一平（中央大3年）10.31秒
• 4位.大嶋健太（日本大2年）10.32秒
• 5位.田中佑典（日本ウェルネス大2年）10.36秒
• 6位.川上拓也（中央大4年）10.36秒
• 7位.染谷佳大（中央大1年）10.41秒
• 8位.西村顕志（富山大4年）10.51秒

有力選手の過去の記録

• 桐生祥秀　今回ついに9.98秒を出しましたが、高校3年時に、日本歴代2位の10.01秒を出し注目され、その後2015/3/28にアメリカテキサスで追い風3.3mの参考記録で、9.87秒を出しています。
• 多田修平　今回、2位で10.07秒で自己ベストを出しましたが、2017/6月に行われた日本選手権で、追い風4.5mの参考記録で9.94秒を出しています。

歴代日本人記録

---順位--名前----- タイム （風速、日時、場所、記録時年齢）--------------------------

• 1位.桐生祥秀、  9.98秒（+1.8、2017/09/09、福井、21歳）○現役
• 2位.伊藤浩司、10.00秒（+1.9、1998/12/13、バンコク、28歳）アジア大会準決で記録
• 2位.山縣亮太、10.00秒（+0.2、2017/9/24、大阪、25歳）○
• 4位.朝原宣治、10.02秒（+2.0、2001/7/13、オスロ、29歳）
• 5位.末續慎吾、10.03秒（+1.8、2003/5/5、水戸、22歳）
• 4位.山縣亮太、10.03秒（+0.5、2016/9/25、大阪、24歳）○記録更新のため
• 6位.サニブラウン・アブデル・ハキーム、10.05秒（+0.6、2017/6/24、水戸、18歳）○
• 7位.江里口匡史、10.07秒（+1.9、2009/6/28、広島、20歳）○
• 7位.多田修平、10.07秒（+1.8、2017/9/9、広島、21歳）○
• 9位.飯塚翔太、10.08秒（+1.9、2017/6/4、鳥取、26歳）○
• 9位.ケンブリッジ飛鳥、（-0.9、2017/6/23、水戸、24歳）○

ケンブリッジ飛鳥選手の自己ベスト10.08秒って、向かい風だったんですね。素人感覚で、なぜ、追い風の時に記録が出ないのかと思ってしまいますね。：○現役選手。

世界記録

---順位-------名前　（国籍）-----------  タイム （風速、日時、場所、記録時年齢）---------------

• 1位.ウサイン・ボルト（ジャマイカ）、9.58秒（+0.9、2009/8/16、ベルリン、22歳）
• 2位.タイソン・ゲイ（アメリカ）、9.69秒（+2.0、2009/9/20、上海、27歳）
• 2位.ヨハン・ブレイク（ジャマイカ）、9.69秒（-0.9、2012/8/23、ローザンヌ、22歳）
• 4位,アサファ・パウエル（ジャマイカ）、9.72秒（+0.2、2009/8/16、ローザンヌ、29歳）
• 5位.ジャスティン・ガトリン（アメリカ）、9.74秒（+0.2、2015/5/15、ドーハ、33歳）

ちなみに、アフリカ系以外の9秒台は、

• 「パトリック・ジョンソン」（オーストラリア人で、アイルランド系とアボリジニのハーフ）が2003年に水戸で9.93秒（風速+1.8）のオセアニア記録。
• 「クリストフ・ルメートル」（フランス人で白人）2011年に9.92秒（風速+2.0）を記録。
• 「蘇炳添」（中国人）2015年に、ダイアモンドリーグのユージーン大会（風速+1.5）と、北京世界陸上の準決勝と2回、9.99秒を記録。2017年世界陸上ロンドン大会100m走で8位ながら、アジア人初のファイナリストとなる。
• 「アダム・ジェミリ」（イギリス国籍で、モロッコ人とイラン人のハーフ）2015年に9.97秒を記録。
• 「ラミル・グリエフ」（トルコ国籍で、アゼルバイジャン出身）2017年にトルコで、9.97秒（風速+1.5）を記録。2017年世界陸上ロンドン大会200m走で金メダル獲得。
• 桐生祥秀（日本人）2017年、福井、全日本インカレで、9.98秒（風速+1.8）を記録。