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男子マラソン日本新記録:賞金1億円

男子マラソン日本記録更新、2時間6分11秒

  • 2018年2月25日の東京マラソンで「設楽悠太選手」が、2時間6分11秒の日本新記録で、2位となりました。この結果、一般社団法人日本実業団陸上競技連合が主催する「”Project EXCEED”のマラソン日本記録突破報奨制度」により1億円が褒賞金として贈られることになりました。
  • これまでの日本記録は、高岡寿成選手の2時間06分16秒で、2002年10月13日にシカゴマラソン出だした記録で、設楽裕太選手は5秒縮めた訳です。

「Project EXCEED」なるプロジェクトは、

  • 2020年の東京オリンピックに向けて、選手の底上げ、新たな選手の発掘などを目指したもので、特定の大会で、日本新記録更新した選手は1億円(同一レース下位での突破の場合は1000万円)、監督・チームには5千万円(同一レース下位での突破の場合500万円)が贈られるという制度です。
  • 対象大会は以下の3種となっています。
    1.「国内:日本陸連が記録を公認する大会」、
    2.「海外:日本陸連が登録選手に参加を許可し、記録が公認される大会」、
    3.「オリンピック、世界陸上選手権大会、アジア大会」となっています。

「東京マラソン」について

  • 東京マラソンは、都市型市民マラソンとして2007年に創設された大会で、「記録を狙える高速コース」に変更したため、2017年より、25kmからの高低差を少なくし、潮風の影響も受けにくいコースに変更されました。
  • 国内の大会では珍しく賞金がある大会で、賞金は男女各10位までで、優勝は1100万円。2位は400万円、3位は200万円、4位は100万円、5位は75万円、6位は50万円、7位は40万円、8位は30万円、9位は20万円、10位は10万円、となっているようです。
  • 記録更新賞金として、世界記録は3000万円、日本記録は500万円、大会記録は300万円が贈られるようです。(複数出た場合は、1位のみ)
  • 今回(2018年)の設楽悠太選手は、2位の賞金400万円と日本記録ボーナス500万円が贈られるようです。(プラス1億円の合計1億900万円ゲット!)

 

その他のマラソン大会の賞金は?

国内の主要な大会では、東京マラソン以外、賞金は無いようです。

  • びわ湖毎日マラソン:0円
  • 福岡国際マラソン:0円
  • 別府大分毎日マラソン:0円

男子の世界記録

厳しい現実ですが、2時間4分以下のタイムの選手は、全員、ケニア、エチオピア選手のみとなっています。

1: 2時間02分57秒 / デニス・キプルト・キメット(ケニア)/ ベルリン大会 / 2014年9月28日
2 :2時間03分03秒 / ケネニサ・ベケレ /(エチオピア)/ ベルリン大会 / 2016年9月25日
3 :2時間03分05秒 / エリウド・キプチョゲ(ケニア)/ ロンドン大会 / 2016年4月24日
4 : 2時間03分13秒 / エマニュエル・ムタイ(ケニア)/ ベルリン大会 / 2014年9月28日
4 : 2時間03分13秒 / ウィルソン・キプサング・キプロティチ(ケニア)/ ベルリン大会 / 2016年9月25日
6 : 2時間03分38秒 / パトリック・マカウ(ケニア)/ ベルリン大会 / 2011年9月25日
7 :2時間03分46秒 / グエ・アドラ エチオピア(エチオピア)/ ベルリン大会 / 2017年9月24日
8 :2時間03分51秒 / スタンリー・ビウォット(ケニア)/ ロンドン大会 / 2016年4月24日
9 :2時間03分59秒 / ハイレ・ゲブレセラシェ(エチオピア)/ ベルリン大会 / 2008年9月28日
10 :2時間04分00秒 / モジネット・ゲレメウ(エチオピア)/ ドバイ大会 / 2018年1月26日

女子の世界記録

1 :2時間15分25秒 / ポーラ・ラドクリフ (イギリス )/ ロンドン / 2003年4月13日
2 :2時間17分01秒 / メアリー・ケイタニー(ケニア) / ロンドン / 2017年4月23日
3: 2時間17分56秒 / ティルネシュ・ディババ(エチオピア) / ロンドン / 2017年4月23日
4:2時間18分47秒 / キャサリン・ヌデレバ(ケニア) / シカゴ / 2001年10月7日
5: 2時間18分58秒 / ティキ・ゲラナ(エチオピア) / ロッテルダム / 2012年4月15日
6: 2時間19分12秒 / 野口みずき(日本) / ベルリン / 2005年9月25日
7: 2時間19分17秒 / ロザ・デレジェ(エチオピア)/ エチオピア / ドバイ / 2018年1月26日
8: 2時間19分19秒 / イリーナ・ミキテンコ(ドイツ)/ ベルリン / 2008年9月28日
9: 2時間19分25秒 / グラディス・チェロノ(ケニア) / ベルリン / 2015年9月27日
10:2時間19分30秒 / フェイセ・タデッセ(エチオピア)/ ドバイ / 2018年1月26日

 

地区別記録

男子:地域別記録

エリア記録 / タイム / 名前 (国籍) / 大会 / 日付


  • アフリカ記録 / 2時間02分57秒 / デニス・キプルト・キメット(ケニア)/ ベルリン大会 / 2014年9月28日
  • アジア記録 / 2時間06分11秒 / 設楽悠太(日本)/ 東京大会 / 2018年02月25日
  • ヨーロッパ記録 / 2時間05分48秒 / ソンドレノールスタッド・モーエン(ノルウェー)/ 福岡国際大会 / 2017年12月3日
  • 北アメリカ記録 / 2時間05分38秒 / ハーリド・ハヌーシ(アメリカ合衆国)/ ロンドン大会 / 2002年4月14日
  • 南アメリカ記録 / 2時間06分05秒 / ロナウド・ダ・コスタ(ブラジル)/ ベルリン大会 / 1998年9月20日
  • オセアニア記録 / 2時間07分51秒 / ロバート・ド・キャステラ(オーストラリア)/ ボストン大会 / 1986年4月21日

女子:地域別記録

エリア記録 / タイム / 名前 (国籍) / 大会 / 日付


  • アフリカ記録 / 2時間18分37秒 / メアリー・ケイタニー (ケニア) / ロンドン / 2012年4月22日
  • アジア記録 / 2時間19分12秒 / 野口みずき (日本) / ベルリン / 2005年9月25日
  • ヨーロッパ記録 / 2時間15分25秒 / ポーラ・ラドクリフ (イギリス)/ ロンドン / 2003年4月13日
  • 北アメリカ記録 / 2時間19分36秒 / ディーナ・カスター (アメリカ合衆国) / ロンドン / 2006年4月23日
  • 南アメリカ記録 / 2時間26分48秒 / イネス・メルチョール(ペルー) / ベルリン / 2014年9月28日
  • オセアニア記録 / 2時間22分36秒 / ベニタ・ジョンソン(オーストラリア) / シカゴ / 2006年10月22日

 

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