バレーボールまんが
バレーボールの話は、結構ヒット作が多いと思います。比較的、新しい話だと、「神様のバレー」、「ハリガネサービス」、「ハイキュー!!」。ちょい昔の漫画では、「ヨリが跳ぶ」、「リベロ革命」、「健太やります!」などが面白かったです。ただ、バレーボールは、大幅なルール改正がたびたび起ったので、戸惑う場面もあると思います。
注目作
- 神様のバレー(~14巻 原作:渡辺ツルヤ 作画:西崎泰正)2012年~、週刊漫TIMES(芳文社)連載。有能な実業団バレー部のアナリストが中学男子バレー部を指導する話です。アナリストが主人公とめすらしい。
- ハリガネサービス(~18巻 作者:荒達哉)2014年~、週刊少年チャンピオン連載。高校バレーのはなしで、サーブを自由にコントロールできるという特殊な能力がある。ピンチサーバーが主人公とめずらしい話です。
- リベロ革命(全13巻 作者:田中トモユキ)2000年~2002年、少年サンデー連載。2000年より「リベロ」が採用されたので当時タイムリーなはなし。天才的センスがあるが背が低い中学生が名門高校から、当時新設されたばかりの守備専門の「リベロ」にスカウトされるが、それを拒否して、弱少高校男子バレーボール部へ進学し、チームを立て直し、打倒名門高校をめざす話です。
- ヨリが跳ぶ(全20巻 作者:ヒラマツ・ミノル)1994年~1999年、モーニング連載。女子高校生のヨリが、実業団リーグ、Vリーグそして全日本メンバーへと成長していく話です。1995~1997年頃同時のルールで描かれている。リベロ(2000年採用)なし、15点制の5セットで最終セットのみラリーポイント(1998年から25点のラリーポイント制採用)など、現在のルールとは違う。女子実業団リーグの話はめずらしいです。
- アタック!!(11巻 作者:大島司)2007~2010年、コミックバンチ連載。サッカー漫画で有名な作者のバレーボールまんがです。
- アタック!!約束のコート(~4巻 作者:大島司)2015年~、漫画アクション連載 男子高校バレーの話です。
- 少女ファイト(~14巻 作者:日本橋ヨヲコ)2006年~、イブニング連載。トラウマをかかえた少女の高校バレーの話です。
- ハイキュー!!(~29巻 作者:古舘春一)2012年~、少年ジャンプ連載。男子高校バレーの話で、少年漫画としては、割と現実的でいいなと思います。
- 浮沈アタッカー(全5巻 作者:粂田晃宏)2013年~2014年、週刊ヤングマガジン連載。補欠の新入生がレギュラー入りに挑戦し、春高バレー優勝をめざす話です。
1970年代の2代大ヒット
- アタックNo1(全12巻 作者:浦野千賀子)1968~1970年週刊マーガレット連載。元祖スポ根バレーボールアニメとして有名です。当時は、東京オリンピック(1964年)・女子バレーボール金メダル獲得後で東洋の魔女ブームであり、バレーボールの話が流行ったようです。アニメ化(1969年~1970年、全104話)、2005年にはテレビドラマ化(主演:上戸彩)されています。2004年~2005年に、リメイク漫画(全3巻、作画:小沢花音)マーガレットにて連載されました。
- 新アタックNo1(全2巻 作者:浦野千賀子)1975年連載。↑の続編。
- サインはV!(原作:神保志郎。作画:望月あきら)1968年頃、少女フレンド連載。アタックNo1に対抗して企画されたそうです。こちらは、「おかしな特訓」や「魔球」類いが多く出てきます。当時は、東京オリンピック(1964年)・女子バレーボール金メダル獲得後で東洋の魔女ブームであり、バレーボールの話が流行ったようです。テレビドラマのほうが有名かもしれません。「岡田可愛版(1969年~1970年、全45話)」と「坂口良子版(1973年~1974年、全24話)」と2回ドラマ化されています。